おいしいウイスキー飲みたいですよね。
でも種類が多い。いや、多すぎる。
こんなに多くては選んでいる時間で、晩酌の時間がなくなるではないか。
そこでもう、選んでおきました。
筆者、365日のうち365日ウイスキーを飲むのです。
ウイスキーを飲みながらウイスキーについて学ぶ、優等生。
アルコールを愛し、そろそろ世間に見放されそうなヤーツ。
さて、飲みやすさとはなんだろう?と飲みながら考えたのです。
滑らかさと適度な香りかな?でウイスキーとなると?
数ある中でも”最も飲みやすい”と言われるカナディアンがいいと思います。
そこで今回はおいしいカナディアンウイスキーを3本ご紹介。
3選まで飛びたい方はこちら。
売り切れや天候不順などでリンクから購入できない場合があります。ご了承下さい。
世界五大ウイスキー?
日本の五大商社といえば、三菱商事、丸紅、三井物産、伊藤忠商事、住友商事。
うむ。私には何の縁も関係もない。豆知識である。
どうでもいい話だが、ウイスキーには世界五大ウイスキーなるものがある。
スコットランドのスコッチウイスキー。
アイルランドのアイリッシュウイスキー。
アメリカのアメリカンウイスキー。
カナダのカナディアンウイスキー。
そして日本のジャパニーズウイスキー。
さらにはアメリカンはテネシー、バーボン。
スコッチはスペイサイド、アイラ、ハイランド、ローランド、アイランズ、キャンベルタウンと。
いやはや多い。多すぎだ。五大ウイスキーの市販品だけでも2000種類以上あるそうだ。
そこでオススメカナディアン。
カナディアン?なぜ?
ここでカナディアンウイスキーの魅力を紐解いていきたい。
面倒なら(オススメのカナディアン3酒)まで飛ばしてもいいんだよ。
まろやかで飲みやすい
カナディアンウイスキーは「ライトでスムーズな飲み口」が特徴。
クセが少なく、穏やかな甘みがあるためウイスキー初心者に、特に定評があるのだ。
クセがないのがクセになる。
ブレンド技術の高さ
これ大事。ベースウイスキー(軽い味わい)とフレーバリングウイスキー(香りや個性の強い原酒)を巧みにブレンドして作り上げるのだ。
この技術の高さが、調和のとれたバランスのいい味を生み出すと。
さながらクリスタルキングのようにね。
自由度の高い製法
他国のウイスキーよりも法律上の制限が緩やかで、ライ麦、トウモロコシ、小麦、大麦など様々な原料を使い、多様なスタイルのウイスキーを作ることができます。
例えば、アメリカでライウイスキーを作るとなると、ライ麦を51%以上使用しなければならない。
しかしカナダは少量でもライしちゃえば、それはもう、ライウイスキー。
youもライしちゃいなよ。
カクテルとの相性がいい
ライトでクセが少ないカナディアン。
マンハッタン、ゴッドファーザー、マミーテイラーなどのカクテルにもぴったり。
特に「カナディアンクラブ(C,C)」はクラシックカクテルの定番です。
クセはないけど大事な存在。そんな酒飲みに、私はなりたい。
コスパの良さ
高品質ながら比較的リーズナブルで、デイリーウイスキーとして人気。
殆ど3,000円以下で、前出のC,Cは1,000円ちょい。
住民税もこのくらい安くしてほしいものだ。
いろいろな食事に合う
やはりライトボディ。品はあるけど気取らない。
ウイスキーにはカルパッチョかサルシッチャじゃなきゃダメなイメージ。
でもこのクセのなさと来たら、正に食中酒。
締めサバ、ぬか漬け、おかひじきも行けちゃう。
オススメのカナディアン3酒
そろそろ飲みたくなってきたでしょう。私は執筆中ですが(飲みながら)。
Crown Royal
vol:700ml
alc:40%
val:2,899円
まるでトヨタの高級セダン。
バニラ、トフィー、かすかなスパイス感の中に、とても滑らかで優しい甘み。
ややフローラルで、ドライフルーツの様な華やかな香りが素敵。
ブレンドの完成度が高く、飲みやすいカナディアンを代表するブランド。
こちら、イギリス王室に献上された名酒。キャップもボトルも王冠デザイン。
そうそう、カナダって立憲民主国でイギリス連邦の一部だそう。だからローヤル。
Canadian Club
vol:700ml
alc:40%
val:1,408円
穀物由来のほのかな甘みと、ライ麦の軽いスパイス感のバランスがいいのよね。
バニラ、キャラメル、蜂蜜のような甘い香りも◎。
まろやかでスムージー。次々と飲んでしまう天使的な悪魔の子。
世界から「C,C(シーシー)」の愛称で呼ばれる、ライトボディのカナダ代表。
なによりこのお値段。みんなでワイワイやりたいものだ。
CANADIAN MIST
vol:700ml
alc:40%
val:2,200円
軽やかでクリーミー。バニラ、蜂蜜の様なほのかな甘み。
後味は短めで、クリーンなフィニッシュ。
初めて飲んだ時はアルコールの刺激がほとんど感じられなかったのを覚えている。
カナディアンらしくメイプルの香りがとてもいいね。
ウイスキーなのに飲みやすいから、気づいたらフラッフラになれるいい子。
まるで朝霧のよう。だからMISTなのかな?
粋な飲み方
やはりウイスキーは多様な飲み方も魅力。いろいろな飲み方を探したい。
筆者の独断と偏見で、おいしいカナディアンウイスキーの飲み方をご紹介。
ロック

氷だけで味の変化を楽しめるんです。最初はアルコールのピリッとした力強さ。次第に広がる甘さや香り。時間とともに変化する、言わば「味のストーリー」が楽しめる。
冷やすことでアルコールの揮発が抑えられる。そう。ロックはエコな飲み方なのかもしれない。
そしてそのルックスですよ。ロックグラスに丸い氷が鎮座して、そのグラスを持つあなたの姿を想像してくださいよ。もう、かっこよくない?
ハイボール

ウイスキーをのむ上で欠かせないですよね。香りが弾けるのですよ。飲んでいるうちに自分も弾けちゃうの。炭酸が満腹感もあたえてくれる。実はダイエットレシピなんです。
3:7で割ると味も香りもアルコール感もすごくいい。筆者の場合はウイスキーが7ですよ。
ジンジャーエール割り

本当はね、マンハッタンってカクテルを紹介したかったのです。レシピのご紹介。
お好きなウイスキー45ml,スイートベルモット(甘口)15ml,アンゴスチュラ・ビターズ1ダッシュ,をミキシンググラスでステアした後、マラスキーノチェリーを添える。
ちょっと何言ってるかわからない。
どうしても飲みたい方はどうぞどうぞ。筆者は無理。でも、ジンジャーエールならどこでも買える。
カナダドライジンジャーエールで割る、カナディアンウイスキー。「あら?ここカナダだっちゃ?」ってなりますよ。こんな旨いの飲まないとマズい。
安くて旨いカナディアンウイスキー
今回はオススメのカナディアンウイスキー紹介しました。ゴクッとおさらい。
どれもオシャレだけど気取らないウイスキー。さぁ、どのウイスキーをどの飲み方で飲みましょう?
分からないので出会ったウイスキーを答えが見つかるまで飲みましょう。
人の味覚はみんな違うのです。何年もかかるかもしれませんが、見つかる頃には貴方もウイスキーの先生。今日の「最高においしい」と3年後の「最高においしい」は同じとは限らないのです。
人生はウイスキーの熟成より長いのです。苦い汁を飲んだ日は旨いウイスキーを。
最後まで飲んでくれてありがとう。
そしてお酒の神様ありがとう。
それでは、いい夜を。


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